日常生活の見直し
私が薬剤師として、気管支喘息を持っている皆さんにお勧する、日常生活の見直しですが、まずは、一日の4分の1は部屋で過ごされると思いますので、ダニアレルギーの人は、ダニの発生しやすい場所を毎日掃除するように心がけ、ぬいぐるみなどにもダニが潜んでいますので、まる洗いすることや、絨毯などもフローリングに換えなどの工夫をしても良いと思いますし、寝室でも、シーツや布団カバーは小まめに替えるようにして、押し入れなどに長期間しまっておいた布団を使用する時は注意して下さい。
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気管支喘息治療薬の服薬
気管支喘息に使用される薬は幾つかありますが、喘息の原因と言われている炎症を抑え、気道が狭くなるのを改善し、喘息の発作を予防する吸入薬として用いられているのが、吸入ステロイド薬で、気管支を拡げる物質を分解する酵素の作用を抑えて、気管支内のサイクリックAMPの濃度を高めて気管支を拡げて呼吸を楽にする薬が、テオフィリン薬です。
機関の平滑筋に存在する特定部位を刺激して気管支を取り囲む筋肉の緊張をゆるめ、気管支を拡げて呼吸を楽にする薬が、β2刺激薬で、気管支を拡げることや、気道の炎症をおさえるなどして呼吸を楽にする薬が、抗アレルギー薬です。
10吸入抗コリン薬は、気管支を収縮させる物質の働きを抑制させることによって、気管支が収縮するのを防ぎ、気管支を拡げて呼吸を楽にする吸入薬です。
妊娠した喘息患者
喘息の発作は、急激な気温の変化があると起こりやすいのですが、前日と比べて温度低下が5℃以上あると発作が発現しやすいとされているので、日常生活をする上で、気象の影響を避ける事は難しいですが、気象状況によって予測される患者さんの変化に対応し、薬物治療で症状を予防することや、悪化させないようにする事は出来ます。
通常、妊娠中の喘息悪化の原因として、胎児への催奇形成を心配して、妊娠すると喘息治療薬を服用したがらない母親がほとんどで、風邪や過労が容易に悪化し、悪化しても薬を使いたがらないために、悪化状態が長く続いてしまう事があります。
喘息治療薬の催奇形成は、動物実験でのステロイド薬の口蓋裂以外、内服のテオフィリン薬や、β2刺激薬では、ハッキリしたものは報告されていません。
妊娠中の喘息治療は、吸入ステロイド薬と吸入β2刺激薬を主体とし、内服のテオフィリン薬とβ2刺激薬、更に必要であれば経口や点滴でのステロイド薬を使用します。
発作の頻発する重症の場合でも入院させ、安静とテオフィリン薬の持続点滴やインタール液のネブライザー吸入などでコントーロールでき、経口抗アレルギー薬に関しては、未だ安全性が明確でないため、インタール以外は避けるべきです。