H.pylori感染

消化性潰瘍を発症するのは、H.pylori感染者の2から3パーセントに過ぎませんが、胃潰瘍患者では80パーセント、十二指腸潰瘍患者では95 パーセントでH.pylori感染者が確認されているので、H.pylori除菌治療によって消化性潰瘍の治療率が高まり、再発予防にもH.pylori 除菌治療は効果があります。

尿素呼気試験は、H.pyloriの感染を診断する検査法の1つで、13Cでラベルされた尿素を服用すると、胃内にH.pyloriが存在すれば、ウレアーゼ活性によって、尿素がアンモニアと二酸化炭素に分解され、二酸化炭素が、消化管から血液を介して速やかに呼気中に排出されます。

この呼気中の13Cの増加率を内服前後で測定し、比較することによりH.pyloriの存在を診断します。

潰瘍患者の男女比率は、約3対1と男性が多く、年齢で見てみると胃潰瘍は男性50歳代と女性60歳代で、十二指腸潰瘍は、男性が40歳代で、女性が50歳代に多く見られます。

厚生省患者調査では、十二指腸潰瘍の患者数は10万人当たり80人と報告されていますが、実際には80人より多いと考えられます。

消化性潰瘍治療薬の服薬として、薬剤師が患者さんに指導する手助けとなれば良いのですが、参考にしてみて下さい。 薬剤師転職と薬の服薬